本当にお久しぶりです！

今までの報告

皆さん、本当に本当にお久しぶりです！

長い間、心配してくれたお客様もいて、メールを頂いても返信できない状態（私自身の体の具合）で、主人に頼んで代わりに返信送ってもらった時もありました。

体の不調

私は2019年の年末から体調が悪くなり、2020年の1月末に休養のため昆明に戻りました。

昆明の病院でうつ病と診断され、約10ヶ月間の薬治療と自宅療養で闘病生活を送りました。うつ病の原因は色々複雑でまさか自分がなるとは思ってもいませんでした。

初期症状

初期症状は手足の痺れでした、心配になりいろんな科で精密検査をしましたが、整形外科、神経内科、循環器科、しかしどれも正常で原因は不明でした。

その後痺れはだんだん酷くなって痛みへと変わりました。時々手の硬直も感じるようになって家事をしても力が入らない状態だった。元々軽い不眠症だったので、眠剤を服用していましたが、その時は眠剤を飲んでもずっと手足が痛くて眠れなかった。

精神的には物事順序立てて考えれなくなったことです。

例えばスーパーへ買い物に行く時、行くかどうかを考えるだけで30分くらいかかった。

やっとスーパーに入ったと思って、次は何を買うのか分からなくて買うまでも30分くらいかかります。

それと動悸、息切れ、物音にすごく敏感になる、テレビや音楽は全く楽しめなかったです。

うつ病は気持ちだけではなく、精神的にも肉体的にもこんなに苦しいのかと初めて分かりました。言ってはいけない言葉だと思いますが、その時は本当に自殺も考えました……とてもとても苦しかったです。

昆明に帰る

なんとか最後の力を絞って一人で飛行機に乗って昆明に帰りました。飛行機に乗るのも本当は怖くて自信がなかった、あまり私には効かない精神安定剤を飲んでなんとか頑張って乗りました。

昆明空港に着いたあと従姉妹はすぐに私を連れて病院へ行きました。症状を言ったら先生はすぐにうつ病と診断して、薬を処方してくれました。

闘病生活

薬の効果はまだ出ない最初の1ヶ月間は不安で不安で、両足の硬直は更に進行して歩いている感覚すらなく、このまま私は歩けなくなるのではないかと思いました。

顔の表情も硬く、笑えないです、いつも辛そうな表情と家族に言われました。

体調が悪くなってから、体重が９kg落ちました、食欲もないのですから当然ですね。

私の両親はすでに他界して、昆明では母方のおばさんの家に泊まりました、従姉妹とも小さい頃から一緒に遊んでましたので、落ち着いた家庭環境で助かりました。

幸い2ヶ月目から薬の効果が現れ、徐々に体調も食欲も戻りました。

しかし完全に一人で遠出できたのはやはり10ヶ月後です。

本当におばさん一家のおかげです、私のこと１０ヶ月間面倒を見てくれました、感謝です。

大阪に帰還

2020年11月、再び元気に大阪に戻って参りました。

今の生活

うつ病は完治できないそうです、ただ再発しないように普段の生活を注意しながら付き合っていくしかないです。今も抗うつ剤を飲んでいますが、もちろん日常生活には何の支障もなく楽しく毎日送っています。

今はなるべくストレスを溜めないように過ごしています。

料理を作ったり、散歩中にお花の写真を撮ったり、最近はよく自転車で梅田まで行って、百貨店のデパ地下で新鮮な野菜を買ったり、お花屋さんで花を買ったりするのが楽しみです。

これから

ただ、大好きな旗袍をまだお客様のために作れないのは残念です。

いつかはまた作りたいです。

ずっと私のことを応援している方々に本当に感謝いたします。

これからもどうか見守ってください。