50年代の旗袍が完成しました。

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『旗麗時代』は主人の同僚が台湾に行ったとき買っていただいた本です。

国立台湾博物館や個人が所有していた旗袍、1930年代~1990年代のもの。表紙の旗袍は楊成貴先生の作品です。

1950年代~1960年代の旗袍の特徴は、体にフィットしたシルエット、バストダーツやウエストダーツは8~10本です。

着丈は膝より10cm~15cmのものが多い、同系色のパイピングかパイピングなし、チャイナボタンもなしのものが多いです。

映画『花様年華』はまさにこの時代です。

楊成貴先生の製図法で自分用に二着作りました。採寸は20箇所以上、体型の特徴により補正を入り、よってとても着心地の良い体にフィットした旗袍が出来上がりました。

私はスタイルが良い方ではありませんので、今までは30年代の平連袖旗袍が好きだった。しかし50年代の旗袍もなかなか素敵です。

今現代の旗袍はまったく別物だと私は思います。昔の旗袍は実用性と上品さを兼ね備えたドレスです、しかし今の旗袍はただのコスプレにしか見えません。

もっと多くの女性に本物の旗袍の素晴らしさと魅力を知ってもらいたいです。

この記事を書いた人

チャイナ服専門のatelier leilei(アトリエ・レイレイ)を運営しています。コンセプトは大人の女性が着る上品なチャイナ服を提案。このブログでは、チャイナドレスのハンドメイドや衣服文化、料理や食文化、花図鑑などを書いています。

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