彼岸花の美しい伝説

彼岸花の美しい伝説

いよいよ１０月になりますが、まだまだ少し暑いですね。

今は彼岸花の季節です、今は彼岸花が咲く名所じゃなくても道端や近所の公園でも見られます。私はお散歩道の彼岸花をスマホで写真を撮りました。

彼岸花の蕾 ©︎atelierleilei.com

真っ赤に咲く彼岸花 ©︎atelierleilei.com

彼岸花の花言葉

• 独立
• あきらめ
• 再会
• 情熱
• 悲しい思い出
• また会う日を楽しみに
• 想うはあなた一人

などたくさんあります。

大人になってからなぜか彼岸花を好きになりました。毎年必ず彼岸花の写真を撮ります。

彼岸花は見た目は妖艶で満開の時は赤い花ばかり群がって咲きますので、とても不思議な花です。

黄色花粉が付いている雄蕊６本と付いていない雌蕊１本です ©︎atelierleilei.com

そして最近知りましたが、彼岸花の別名には「葉見ず花見ず」があります。

葉見ず花見ず

• 彼岸花は花が散らないと葉っぱが出てきません。
• 花が咲いている間には葉っぱがなくて、葉っぱがある時には花がないです。

中国にも彼岸花があります、花言葉も日本とだいたい似ています。

中国の美しくて悲しい伝説

中国ではこんな美しくて悲しい伝説があります。

• 大昔に”彼”と”岸”という名の二人がいました。
• 神様はこの二人は会ってはいけないと決めています。
• しかし二人はお互いを強く思い、ある日神様に隠れてこっそり会いました。
• 初めて会った二人は気づいたこと、”彼”はとてもハンサムは青年である、”岸”はとても美しい女性であることです。
• 二人は一目惚れで恋に落ちました、このまま死ぬまで一緒にいようと約束しました。
• しかし神様がこれを知り、怒りました。そして二人に厳しい天罰を下しました。
• 神様は二人を不思議な彼岸花に変身させました、”彼”は葉っぱに、”岸”は花に。
• こうして同じ花でありながら、花と葉っぱは永遠に出会うことのない悲しい結果になりました。

この美しい悲しい伝説を読んで思わず涙が出てきました。

彼岸花が咲き落ちたあと、同じ場所を見てみると、力強そうな茂った葉っぱがたくさん出てきます。