チャイナボタンの結び方や製作風景

ただ今進行中の旗袍です。 表地はサマーウールの小紋、裏地は薄手のコットン、バストダーツと後ウエストダーツ有り、襟は別付け、連袖。 襟ぐりは特に難しいので、何回もやり直してなかなか進まないです。チャイナボタンも悩んでいます...

本当にお待たせしておりました！最近研究にのめり込んでいて、新作がぜんぜん進んでおりません^^;近々UP予定の2着を紹介します。1着目は小花柄のコットンブラウスです。2着目はオーガニックコットン・ダブルガーゼの八字襟の平連袖ブラウスです。

今年はもっと可愛いチャイナ服、自分の好きな要素をギュッと詰めたチャイナ服を作りたかった....けどなかなか思うようには進まず、いつの間にもうゴールデンウィークになってしまいました。今進行中の作品はまさに今年の目標にぴったしの一着です。

明日は二着のブラウスをUPする予定です。4月20日から名古屋に帰りますのでネットショップも少しお休みします。今日は一字釦を少しお話しします。私のチャイナ服は綿や麻が多い為、パイピングとチャイナボタンは綿生地で作っております。

去年作ったリネンの旗袍です。リネンボイルのプリント生地、本当は通気性がよくサラッとしているので夏用に作りましたが、しかし裏地をキュプラにしてしまった為、蒸し暑い夏はとても着てられなかった、春と秋にはちょうど良い感じです。

次回の新作で平連袖のブラウスを製作中です。平連袖は中国の伝統的な裁断方法を使っているため型紙は使えません。胸元のチャイナボタンも毎回デザインを変えることができます。これは手作りの醍醐味かもしれません。今回は琵琶ボタンです。

ずっとチャイナ・ブラウスラッシュだったので、今度は久しぶりのチャイナドレスです。しっかりとした厚みのある綿麻の生地で、一度水通しをしております。普段着慣れたスリップドレスに合わせるのがお勧めです。色合いはパープル系で小ぶりのバラ柄です。

80年代初期頃、父が大連出張の時、母に買ってあげた旗袍です。後1989年、母が来日したとき持って来ました。約28年間、この前名古屋の家の押入れで発見しました。今年は生地とパターンを研究して、出来るだけダーツの少ない旗袍を作ってみたいです。

今回は襟なしのチャイナブラウスを作ります。ブルーグレーに茶色のピンストライプ、そしてピンクの模様、シックで可愛らしい生地です。パイピングは臙脂色(時にはワインレッドとも呼びます)。この色のパイピングはとても高い頻度で使われています。

これはチャイナ襟のパイピングです。今年から襟の裏側は手まつりに換えました。何故ならハンガーにかけた時、裏襟が見えるからです。(こういうところはなぜか“完璧主義”です)