80年代初期頃、父が大連出張の時、母に買ってあげた旗袍です。
後1989年、母が来日したとき持って来ました。約28年間、この前名古屋の家の押入れで発見しました。
生地は花柄のシースルベルベット、深みのある紫ピンク、パイピングとチャイナボタンは同系色の薄い紫ピンク、裏地はオフ白のシルクです。
デザインは接袖ですが、バストダーツもウエストダーツも一切なく、補助用のスナップボタンもありません。
着用してみると、不思議にとても体に馴染んで、ウエストを絞ってないのに太っているよいには見えません、バストラインも綺麗で滑らか、自然な膨らみ…..
まさに私はこういうシルエットを目指したいです。
昔学校の先生が言ってました、ダーツは服のキズです、出来るだけ服にダーツを入れたくない。しかし生地やデザインによって、ダーツを入れないと女性のボディーラインを綺麗に表現できないです。
今年は生地とパターンを研究して、出来るだけダーツの少ない旗袍を作ってみたいです。
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