前回からつづく
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チャイナドレスの作り方:着物リメイク2
着物リメイクのチャイナドレスの作り方を解説。柄合わせは他にも色々やり方はあると思いますが、自分でやりやすい方法をご紹介します。今回使用する羽尺の柄はどうしても完璧には合いませんので、写真のように半円と半円をくっ付けるような感じでいきます。
着物の反物を使って市販の型紙でチャイナドレスの作り方3
必要な型紙について
今回は裏地なしで右脇にファスナー開きのデザインです。
必要な型紙:
- 前身頃 1枚
- 後身頃 1枚
- 右肩上 1枚
- 右肩下 1枚
右肩上と右肩下はバストダーツで分けて2枚にします。
ファスナー止まり位置はヒップラインより3cm下にします。
ファスナーはコンシールファスナー56cmを使用。
右肩下の型紙はファスナー止まり位置よりさらに5cmを長く取ります。(縫い代を除く)
型紙に印を付けます
バストダーツやウエストダーツのダーツ先に目打ちで穴を開けます。
右肩上にある斜め開きのカーブラインにも細かく目打ちで穴を開けます。
この穴はのち、裁断した生地に消えるチャコペンで直接印を付けるのに便利です。
私は今までの経験で一番便利でやりやすい方法です。
裁断について
いよいよ裁断です。
2枚の着物地を縫い合わせた生地を用意し、平らに整えます。
前身頃
前身頃は左右不対称で広げて裁断する為、中心線をきっちりズレないように合わせなければならない。
まず前身頃の型紙を半分に折って生地の中心線に合わせます。
中心線に合わせたら型紙を広げて裁断します。
後身頃
今回は写真を撮っていませんが
後身頃は左右対称でわになっていますので、生地も半分に折ってわにして裁断します。
まとめ
今回は裁断まで終わりました。
必要な型紙は4枚だけです。
そしてポイントは型紙に目打ちで穴を開けることです。
このやり方もぜひ試してみてください。
次回につづく
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